会社
会社沿革
 明治36年(1903年)9月、神戸に誕生した「日本食塩コークス株式会社」は、コークス製造の余熱を利用して再製塩の製造を開始し、その後京浜方面へも事業拡大をはかって、明治41年(1908年)には社名を「大日本塩業株式会社」と改称しました。
 そして、中国の遼東半島(大連近郊)において天日塩田の開発に着手し、その生産塩を内地向け食料用や工業用および北洋向け漁業用、さらに朝鮮方面にも供給しておりました。

 大正3年(1914年)には、のちに一大コンツェルンを形成する神戸の大商社「鈴木商店」の傘下に入り、中国山東半島の膠州湾(青島近郊)をはじめ、台湾(台南近郊)、朝鮮等でも塩田開発をおこない、東南アジアや地中海、ヨーロッパ、北米地域からの輸入もあわせて、内地ソーダ工業用の原料塩としての需要にも応えました。

 さらに太平洋戦争時には、臭素やカリウム、マグネシウムの生産工場も併設して軍需産業にも貢献しましたが、敗戦により在外資産のすべてを喪失することとなりました。

 戦後、企業再建整備法に基づき「大日本塩業株式会社」の国内の資産と業務を継承し、昭和24年(1949年)3月、「日塩株式会社」が発足することになりました。

 「日塩株式会社」は、国内に残存した塩倉庫や再製塩工場を主体にして塩の保管、加工包装、回送のほか、外国塩の輸入を営み、輸入塩の流通加工メーカーとしての基盤を固めました。さらに一般物流事業にも進出し、輸入葉たばこをはじめ一般貨物の保管も取扱い、くん蒸倉庫や定温倉庫の設備も整えております。

 また、オフィスの文書や個人の家財保管などトランクルーム事業にも取り組み、多様化するお客さまのニーズに対応するとともに、自社倉庫を核とした通関業を活かして製品や原材料等の輸出入業務にも力を注いでおります。

 ほぼ1世紀に亘って培ってきた塩事業の歴史と伝統を基盤とし、輸入塩流通主体としての地歩を確保し、貿易業務も一体化した総合物流企業としてこれからもお客さまに奉仕してまいります。
 
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